丸山繊維産業ブログ

顧客の創造

お客様をどのように創造するか?

プロダクトアウト商品ばかりでは、まとまりはつきません。

思いつき商品ばかりではブランドもできません。

どのジャンルに、どのような商品を、誰に提供するのか?

製造メーカーの一番のウィークポイント!

商品の繋がり、販売コーナーのシマ、商品がバラバラでは売るにも売り場がないことにはどうにもならず。

売り場、買い場、双方のポジショニングを考えて商品企画。

新たなお客様を創らないと売上は下がる一方!

日々の積み重ねで、メーカーのスタンスを鮮明にしながらそれぞれのお客様に商品提案しなければなりません。

言葉は簡単ですが、実行が難しい。

日々の毎日の仕事の中で、商品を編み出していく訓練しかないですね!

繊維の弱点

何といっても、縫製にあり。

縫製は大部分が手作業!

自動化したとて、量産できるだけの量がありません。

生地の一貫生産、生地の仕入れ加工販売、外注生産であれ問題はどこで縫製するか?

それも短納期で。

これを解決しなければ日本国内での織り、染めの繊維は衰退します。

自社販売も限界がある。

どのようにして繊維にまつわる仕事を組み合わせて継続していくか?

顧客を創造するとは、良く言ったものだと感心する。

読書とレコードの季節

今はもう秋?

未だに購入し続けているのが古書と中古レコード。

嬉しいことに9月18日の日経産業新聞の一面にオーディオの記事が

パナソニック、いやテクニクスがターンテーブルを作るって内容です。

25000人の熱き希望とか!

ミニコンポでは音は伝わりませんね?

1か月前から本社の2F会議室にTV、オーディオ機器を設置しました。

室内もある程度の面積もあり、自室の音とは異なりそれなりに鳴っています。

真空管の威力もあり音はまろやか?

これは聞いた者しかこの感覚は伝わらない。

これは絵画も同じで本物を見ることが大事。

そこから感性の何かが伝わる。

この何かが、その時はわからなくてもいい。

じわじわと自身の内から見えてくるような

そんな環境を会社で作りながら、商品販売シュミレーションコーナーを目指そうと思います。

あさイチのならっぷ

10月8日、NHK総合のあさイチ・ジャパナビコーナーで蚊帳生地ふきんの生産工程とならっぷのショップが紹介されます。

奈良の天理~桜井の特集で少しだけ映ります。

お時間ありましたら、ご覧下さい。

シュミレーション・ソフト

素材 X 縫製 X デザイン X シュミレーション・ソフト X 印刷・捺染

デザインデーターを活用し最終商品をシュミレーション。

蚊帳生地の可能性にチャレンジして、新しい商品提案。

時代の流れに乗っていけるか?

いつもこれからがスタート。

水のチカラ

工場になくてはならないのが水。

ほとんどが地下水です。

軟水し工場用水に。

昭和30年中ごろから使用しています。

井戸も何度か掘りかえながら、

現在タンンク1基ですが、それを2基にすれば?

工場用水は安定する。

緊急時に水なしでは、どうにもならず!

工場エネルギー、重油・ガス・電気、で大元が水。

蚊帳生地の絵便りふきん

ならっぷから蚊帳生地のプリントふきん発売中。

とは言っても今は2種類のみ、10月中旬には計5柄。

年内15柄を目標にデザインを進行します。

ふすま地ブックカバーの絵心を蚊帳生地ふきんに展開します。

ならっぷが展開するふきんは一味違います。

ご期待下さい。

蚊帳

昔の夏の風物詩、蚊帳。

弊社の作っていた蚊帳のパッケージには

1.合繊糸を使用していますから非常に強力です。

2.目よりしない特殊なからみ織です。

3.八念なる縫製、最高級な仕立。

4.かやの中からテレビが見えるニューモード オブ リビングスタイル。

5.軽くて、たたみも簡単です。

時代を感じてしまいますが、基本的なことは今も昔も同じ。

50年くらい経過している蚊帳ですが、もしかすると「あさイチ」で登場するかもしれません?

9月10日(木)「あさイチ」ジャパナビのコーナーにて。

伝統産業

最近、感じることは地域の地場産業、made in japan、伝統技術、新しきコト

こんなキーワードが流通にある。

誰もが探し求めて、流通に乗せるべく探しておられる。

大事なことは、情報が余っている世の中で、どれだけ自社の情報を自ら発信できるか?

商品の大部分が海外製品の中、ないものねだり。

複雑な気持ちになる。

地域の分業体制は崩れかけている。

特に工程の多い産業ほどその可能性は高い。

原点回帰して、新たなスタートができるかどうか?

繊維は大きな節目が来ている。

TVのチカラ

テレビ、マスコミに映ると影響は大きい。

全国放送の場合、危惧されることはネット受注と電話受注の集中です。

今までにない注文を一日で受注し、出荷押し出しできるかどうか?

ここがポイント。

出荷形態もギフト包装になるかもしれません。

中途半端な体制では消化できず右往左往

そんなことのないように

新しい出荷の仕組みを創ってと、そう簡単に組織はできません。

一番の問題は小ロット多品種出荷とピッキング担当。

集中すると人海戦術にならざるを得ない。

そうなると、人がいなければ後は時間で対応するしかない。

急激な受注にどう対応できるか?

いろんな問題が発生します。