受注業務

寒冷紗

日本の農業を支え続ける 丸山繊維産の寒冷紗

蚊帳から寒冷紗へ、そして蚊帳の布へ夢を繋ぐ

丸山繊維産業㈱は丸山商店で昭和5年、奈良蚊帳の製造で創業しました。

昭和40年を境に蚊帳が衰退する中、下水道の整備、殺虫剤、エアコンの普及により奈良の伝統産業であった蚊帳の役割は終わりました。

しかし、その製法は今もさまざまな用途の製品に受け継がれ大きく変化しています。
昭和40年代には国産の広幅遠州織機SO100織り幅80吋80台、同AHC織り幅86吋40台を使い、ビニロン合成繊維の1mm目合いの農業用寒冷紗へ用途転換しました。

昭和52年からは順次スイス製の超広幅のスルザー織機(織り幅153吋)へ、昭和61年からは津田駒エアージェット織機を導入し織機を革新化しています。

寒冷紗(かんれいしゃ)とは

昭和30年中期より日本で開発された国産初の夢の合成繊維ビニロン糸

目合いは1インチ2.54cm間で経緯20~50本/インチの糸が入っている織物。
糸番手は綿番手で10/1~30/1。織りの目合いは蚊帳のような織物で0.5mm~3mmくらいまでの平織物又はカラミ織り。

原糸の種類はビニロン紡績糸、テトロン紡績糸が中心です。昭和30年中期より日本で開発された夢の合成繊維ビニロン糸、その後のテトロン糸が開発されたと同時に寒冷紗は急激に伸張しました。

目の粗い織物を特殊な樹脂で後加工し、織物を硬く仕上げ目ずれ防止しています。

寒冷紗
寒冷紗畑使用例

寒冷紗~蚊帳の布生産の強み

当社の強みは何と言っても、蚊帳の染織技術を活かして準備工程から製織、テンター樹脂加工、仕上加工、縫製加工までを同一工場内において蚊帳の粗目織物を一貫生産していることにあります。また、小集団活動とジャスト・イン・5のカンバン生産方式でのものづくりで過剰在庫を防ぎつつ、タイムリーな生産活動を目指しています。

詳しくは製造ラインのページへ

12色のカラー寒冷紗

寒冷紗はビニロン製の白・黒のものが代表的です。

当社約50年の歴史の中でさまざまな用途へのお問い合わせがあります。

「植木の剪定用にグリーンの寒冷紗がほしい」、「ゴルフのパッティンググリーンでの芝の養生に」、「映画会社より蚊帳のイメージが」、「メッシュスクリーンが」、「日よけや霜よけ、塩害防止用に寒冷紗が」、などニーズはさまざまです。

当社はこのようなお客様のニュースに応え、さまざまな用途に対応できるようにポリエステル製で12色のカラー寒冷紗を常備しています。

三浦半島大根キャベツ畑寒冷紗
カラー寒冷紗

カラー寒冷紗色見本(1mm目合いの平織物・樹脂加工品)

画像:カラー寒冷紗色見本

主な得意先

  • ユニチカ株式会社
  • 帝人フロンティア株式会社