伝統の蚊帳製造技術を現代の産業ニーズに転用

寒冷紗は農業被覆資材の代名詞です。当社はユニチカの前身、大日本紡績（ニチボー）時代から委託生産元として約半世紀に及びお取引をいただいております。

蚊帳の粗目織物から寒冷紗へ、寝装から工業資材へ

同じタテ・ヨコの組み合わせでも素材や糸番手を変更することにより寒冷紗の使用用途が広がります。

大きな特徴として工業資材に寒冷紗を組み合わせることにより従来の商品の強度がアップしたり、コンクリートや樹脂の割れ止め防止ができたり、自動車シートの表面の形を整えたり、また耐久性、対候性、目の粗いネットとしての強靭さを背景に寒冷紗は産業界で幅広く補強材として活躍しています。

当社設備の強み

• 最大筬通し巾430CMまでの幅広の織物に対応可能
• 樹脂加工は230CMまで対応
• 畳み・巻き・スリット・ポンス・断裁・融着・縫製など幅広い仕上げ加工が可能。

当社寒冷紗の使用用途

• トヨタ紡織向け自動車シート用難燃補強吊り布
• ターポリン基布
• ラミネート基布
• リノリューム（床材）基布
• 防水布
• コンクリート補強基布
• テープ基布
• フィルター基布
• テント基布
• ブッククロス

自社開発の産業用繊維資材

丸山繊維産業では受託業務以外に、自社開発の不快害虫忌避、抗菌、柿渋、粉状活性炭などの機能加工も実施しています。

主な得意先

• ユニチカ株式会社
• ユニチカトレーディング株式会社
• 帝人フロンティア株式会社
• 泉株式会社
• オージー株式会社